姓名判断
姓名判断(せいめいはんだん)
幸運を呼ぶ名前
「母と父の愛情以外に頼るべき物を持たない新生児に、その生涯を通じ最良の名前を与えたい」というのは、最愛の我が子に対する世界共通の親の思いです。
その思いが強いほど、たくさんある文字・意味・響きの組み合わせの中から、最良の名前を選び出すことがいかに悩ましいか…という事も、また事実です。
そのようなときに参考になる、日本の文字(漢字・ひらがな・カタカナ)で「最良」の名前を選ぶひとつの考え方として、文字の画数による命名(姓名学)があります。
画数の見方
数字には、過去の出来事やその響き、持っている機能等から、慣習的に、あるいは理論的にイメージや意味が付与されている場合があります。
東洋思想の一部においても同様の傾向が見られ、数のイメージや意味が、統計学的な分析により【数霊】あるいは【数意】として規定され伝えられています。
ここでは、気学における数のもつ意味を名前に使われる文字の画数の組み合わせに当てはめた場合の、統計的な吉凶(運勢)をみます。
五運の算出法
気学では、人名をみる場合、使用されている文字の画数を組み合わせた五通りの数を利用します。それは、天運・人運・地運・外運・総運の五つで、次の方法で算出します。
天運(姓運)
姓(名字)の画数の和で、先祖代々受け継がれてきた、選択の余地のない気運を表すと考えられます。
既存の環境条件として、名前との組み合わせで全体の気運を決める補助的な要因と考えます。また「上長運」として、目上の人との関係も表すとされています。
人運(内運)
姓名(名字+名前)の中央部の画数の和で、その人の才能・性格・成功・結婚等、対外的・社会的な気運を表すとされています。また「社会的」という意味合いから、年齢的には25歳~50歳頃の気運ともされています。
地運(名運)
名(名前)の画数の和で、その人の健康・愛情・家庭・子供・部下等、内面的・家庭的な気運を表すとされています。また、「家庭的」という意味合いから、年齢的には0歳から25歳頃の気運ともいわれます。
外運
姓名(名字+名前)の外側の画数の和で、人運(内運)の算出方法と対極にあることから、人運(内運)の補助的な気運、すなわちその人を取り巻く対外的・社会的な外部環境(本人の社会的な評価・職業的成功・職場の安定や人間関係等)を表す気運ともいわれます。
総運
姓名(名字+名前)の全体の画数の和で、才能・性格・健康や社会的・家庭的・外的環境等を総合して、最終的にたどり着く気運を表すとされています。したがって、50歳以降の気運ともいわれます。
数による吉凶
姓名学における基本数は1から9であり、9を2乗した81までの81種類の数字が、統計的手法によりその吉凶の気運を詳細に定義付けられています。ここでは、細かい説明は省略し、吉運をもつ数字のみを以下にあげます。
1 3 5 6 7 8 11 13 15 16 17 18 ※21 ※23 24 31 32 ※33 35 37 38 ※39 41 45 47 48 52 57 58 61 63 65 67 68 73 75 81 (※印は男子のみ吉)
※五運(天運・人運・地運・外運・総運)の画数を算出し、天運以外の画数が、吉数になっているかどうかを確認します。